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citypeach

桃花台とその周辺の「まちづくり」について考える

「東部市民センターをピアーレに移設する」という提言

小牧市役所篠岡支所、図書館分室、公民館によって構成される小牧市東部市民センターは、桃花台ニュータウンの住民の生活を公的な面から支える施設であるとともに、住民の交流・学習拠点としての機能を担う施設です。

夏休みになれば子供が読書感想文の本を選びに図書館に行ったり、住民票の写しが必要になれば発行しに行ったり。私は最近知りましたが、ちょっとした喫茶店まで入居しているそう。このように、東部市民センターは、ニュータウンで暮らす人なら誰もが一度は利用したことのある施設と言っても過言はないかもしれません。

 

しかし、桃花台ニュータウンが置かれる状況が刻一刻と変化していることを踏まえると、東部市民センターの利便性については見直すべき点が多いと個人的には感じています。

具体的にその見直すべき点とは、「立地」です

 

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東部市民センターは桃花台ニュータウンのほぼ中央に位置しており、駐車場も完備されているので車で利用する場合にはほとんど不便はありません。

目の前の道路には小牧市巡回バスの東部市民センター停留所が設けられているので、巡回バスでの利用も可能です。

一方、アピタ桃花台店や金融窓口、郵便局などが入居するピアーレとの位置関係においては、若干移動に難有りと言えます。

ピアーレと東部市民センターは陸橋を経由して行き来できますが、この間に階段を通る必要があります。また、距離的には徒歩3~5分といったところですが、この間に屋根はないため雨風はしのげません。

以上をまとめると、車・巡回バスで東部市民センターのみを利用する場合に特に不便な点は見当たらないが、ピアーレと東部市民センターを併せて利用する場合には、徒歩か車での移動が必要になるということになります。徒歩移動の場合は、階段の昇り降りや雨風がしのげないという点を留意しなければなりません。

 

実際に聞き取り調査などを行ったことがないので詳しい市民の声は測りかねるところですが、この立地環境については、桃花台ニュータウンの現状と今後を考えるとあまり望ましいものではないのではないかと、個人的には思うところであります。

と、いうのも、桃花台ニュータウンの今後の高齢化を考えると、今後は東部市民センターを利用する高齢者がより増えることが予想されます。そのような状況下で、東部市民センターとピアーレの接続がこのような状況では、両施設の利用は高齢者にとって身体的な負担になることが考えられます。

どちらかの施設を単体で利用する場合は特に問題はないと思いますが、両施設を利用する場合には、車にせよ徒歩にせよ、高齢者にとっては移動という負担が付きまといます。

これも実際に東部市民センターとピアーレの利用状況を調べてみない限り分かりませんが、少なくとも、金融機関や郵便局を利用して、その後買い物をして、ついでにちょっとした行政手続きのために東部市民センターに立ち寄る、というケースが全くのゼロであるとは言い切ることは難しいでしょう。

 

では、このような状況を改善することを念頭に置きながら、東部市民センターにとって適切な「立地」について考えてみたいと思います。

といっても、これはもうタイトルに示したとおり、ピアーレの中に東部市民センターの機能があることが最も望ましいと考えます。

こう言いますと、おそらく「ピアーレにそんなスペースはないし、ピアーレの建て替えならばそんな費用もない」とご批判を受けてしまうような気がしますが、私自身も東部市民センターの全機能を今のピアーレの建物に移転することは不可能であると理解しています。

なので、提案のより具体的な内容を示しますと、それは東部市民センター内の「篠岡支所」をピアーレに移転し、東部市民センターと篠岡支所を分割しようというものになります。

 

篠岡支所は小牧市市役所の出張所として、簡単な行政サービスを提供しています。取り扱い業務一覧のリンクをご覧になれば分かるとおり、簡単と言ってもその業務は様々で、その多くが住民の生活と密接な関係があるものです。

 

各支所・小牧駅出張所取扱い業務一覧|小牧市

 

このような行政サービスを提供する窓口である篠岡支所の機能をピアーレ内に移転することで、行政サービスを買い物や金融機関に寄ったついでに受けられるようになり、この際の移動の負担を軽減することができます。

ピアーレはアピタ桃花台店の専門店の撤退などもあって休憩スペースなどが目立つようになったので、このような空いたスペースになんとか篠岡支所をねじ込ませたいところです。

一方、篠岡支所をピアーレに移すことによって空いた東部市民センターのフロアについては、児童や学生の自習スペースとすることとします。

というのも、東部市民センターの図書館は自由に利用できる自習室や自習スペースがないということを聞いていますので、学生や児童が気軽に訪れて勉強できるスペースがあると良いのではないかと考えています。この自習スペース部分の運営については、図書館の協力を仰ぐこととします。

加えて、ピアーレと東部市民センターを結ぶ陸橋、その他の歩道には簡易な屋根を設けることとします。

東部市民センターは篠岡支所以外にも公民館、図書館としての機能を有しており、篠岡支所を移設した後もこの部分を利用する人は東部市民センターに行かなければなりません。

せめて両施設の行き来が少しでも良くなればということで、陸橋を傘を差さず渡って歩けるよう、屋根の設置があれば利便性が高まるのではないかと考えます。

ちなみに、このピアーレと東部市民センターを行き来する際に経由する陸橋の下にはピーチバスと名鉄バス高蔵寺駅系統)の停留所が設けられているので、屋根の設置はバス利用者にとっても嬉しい設備であるのではないかなとも思います。

 

具体的にこの提案が実現可能かどうかについては、ピアーレのどの部分に移転するかといった物理的な課題や、テナントの契約状況などにもよると思いますが、ピアーレと東部市民センターの機能が一体的なものとなれば、その利便性はなかなかに高いものとなるのではないかと思います。

もちろん、東部市民センターは現状のままで構わないという人も多いと思いますので、まずはニュータウンの住民に対するアンケート等を通じ、現状の東部市民センターの利用について住民から意見を受けた上でその見直しは考えられるべきでしょう。

なお、実際に東部市民センターの利用状況について調べたアンケート結果が見当たりませんでしたので、もし実施されたことがないのであれば、ぜひ実施してほしいと思うところであります。