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桃花台とその周辺の「まちづくり」について考える

もし桃花台線「ピーチライナー」を復活させるなら

桃花台線「ピーチライナー」の廃止からおよそ9年。

先日、ようやく愛知県が桃花台線の駅舎や高架橋などのインフラ構造物を全線で撤去する方針を示したとの報道がなされました。

これまで、ほとんど廃止当時の姿のまま放置されたインフラを見ると、「ここに昔は新交通システムが走っていたんだよなぁ」なんて思ったりもしましたが、撤去されてしまうとそういうこともなくなってしまいそうで、少し物寂しさみたいなものを感じたりもしますね。

 

そこで!

今回の記事では、あえて桃花台線の復活について書きたいと思います!

 

と、言っても、もちろん本気で桃花台線を復活させるべきだ!という記事ではございません(笑)。

桃花台線の存廃問題が話題になっていた頃は、どうすれば桃花台線を存続させることができるのか、どうすれば桃花台線を復活させることができるのか、といったことをよく考えていましたが、インフラが撤去されればそういうことを考えることもなくなってしまいますし、メモリアルの意味も込めて、記事を残しておこうという感じです。

 

完全に暇つぶしの落書きみたいなものですので、興味があればお付き合いください。

 

 

 

さて、桃花台線が廃止となった経緯について改めて簡単に確認です。

いちおう真面目な感じでやります。

 

 桃花台線が廃止に至った要因は、利用者が極度に低迷した結果、多額の負債を抱えることになった、ということです。

そして、その利用者低迷の主な原因というのが、名古屋都心へのアクセスが不便な名鉄小牧線への接続ニュータウン人口の伸び悩みニュータウンの入居開始時期と桃花台線の開業時期とが大きくずれ込んでいた、といったところでしょうか。

そもそも論として、当初の需要予測がずさんなものであったため、本来需要が見込めない地域に過剰な投資をつぎ込んで新交通システムを建設してしまったという根本的な問題が最も大きな遠因であると思いますが、ここではあえて触れません。

 

参考:桃花台新交通桃花台線 - Wikipedia

 

ということですので、桃花台線を復活させるには、こういった難題を解消していく策が必要です。

いちおう設定としては、桃花台線は一旦廃止されたものとし、インフラ構造物については運行当時のまま残されているとします。

廃止から4年ほどたつ2010年くらいに復活させる感じで、ゆるーく考えていきたいと思います。

 

 

まずは、名古屋都心部へのアクセスの問題。といっても、この点については実は2003年の地下鉄上飯田線開業によりそれなりに改善されました。

桃花台ニュータウンから桃花台線を経由して名古屋都心部へ向かう場合、名鉄小牧線を利用することになるわけですが、2003年に上飯田平安通駅間で地下鉄上飯田線が開業したことで、名鉄小牧線から地下鉄名城線への乗り換えが便利になりました。実際、この開業効果で桃花台線の利用者数も大幅に回復したとされています。

小牧駅から地下鉄栄駅までの所要時間は約30分。桃花台線の乗車時間を約20分とすれば、栄駅までは約50分で到着できることになり、名鉄バスを利用して春日井駅を経由するJR中央線ルートと比較しても、ほぼ互角となります。

 

一方、分が悪いのは名古屋駅へ向かう場合。

この場合、乗り換え回数が1回で済むJR中央線ルートが圧倒的に便利になります。

JR春日井駅から名古屋駅へは約25分で到着しますが、名鉄小牧駅からの場合は約40分を要し、桃花台線の乗車時間を合わせると両者には20分程度の差が生じます。

加えて運賃の面でもJR中央線ルートの方が割安となり、乗り換えの回数を含めて、名古屋駅を目的地とする場合はこちらが圧倒的に有利となります。

また、大学が集中する名城線の東側に向かう場合もJR中央線ルートが優位となる他、名古屋の副都心として発展しつつある金山駅へ向かう場合も、JR中央線ルートが有無をいわさず優位となります。

 

さらに、桃花台線が廃止された後すぐに名鉄バスがJR春日井駅へ向かう路線バスの運行を開始したため、名古屋都心部へ向かうルートは今ではすっかりこちらのルートで定着してしまいました。

つまり、桃花台線を復活させるのであれば、少なくともJR中央線ルートよりも良い条件で復活案を提示しなければ、利用はほとんど見込めないということになります。

 

そこでまず一つ、桃花台線の復活に際して提案するのが、桃花台線の延伸です。

というか、延伸があれば桃花台線は存続していたと思いますが、今はそういうことは考えません。

 

ご存知の方も多いと思いますが、桃花台線にはもともとJR高蔵寺駅方面への延伸計画がありました。下のサイトで当初の計画ルートが確認できます。

 

桃花台新交通について

 

ただしこのルート、すでにJR春日井駅を経由するバスルートが確立してしまっているため、運賃や所要時間の面でJR春日井駅経由に劣るJR高蔵寺駅をわざわざ経由させるメリットはほとんど失われています。

高蔵寺ニュータウンについても、名古屋都心部へ向かう人が多い層である生産年齢人口が減っており、加えて路線バスが多く運行されているため、新たに軌道系の交通機関を新設する必要性がありません。

延伸計画があった高蔵寺ニュータウンについては、かなり過去の時点ですでに新たな交通機関を建設する必要性はなくなっていたと考えています。)

 

ですので、桃花台線を春日井市方面へ延伸するのであれば、素直にJR春日井駅に接続するのがベストとなります。

 

[延伸案① JR春日井駅ルート]

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現在運行されている名鉄バスのルートを基準にしながら、春日井市内からの利用者を取り込むため、春日井市総合体育館や春日井市役所を経由してJR春日井駅に向かうルートです。駅はおまけです。

ただ、このルートは建設区間が10kmほどになる上、春日井市中心部での用地確保が困難だと考えられることから、少子高齢化が劇的に改善され、日本全体が空前の超好景気(10年くらい続くやつ)にならない限り不可能でしょう。わかっています。

ちなみに、JR高蔵寺駅に向かうルートも延伸区間は約9kmほどになるようです。

 

[延伸案② 名鉄岩倉駅ルート]

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こちらは、小牧駅のループを取り払い、そこから名鉄岩倉駅まで延伸するルートです。

延伸区間は約6kmで、JR高蔵寺駅・JR春日井駅への延伸よりも距離が短く済みます。

実は、名鉄犬山線岩倉駅から名鉄名古屋駅までは、列車の種別にもよりますが、15分~20分程度しか要しません。

桃花台ニュータウンから名鉄岩倉駅までを40分とした場合、最短で50分程度、長くかかっても1時間ほどで名鉄名古屋駅に到着することができ、運賃もJR中央線とほぼ変わりません。途中の上小田井駅では鶴舞線への乗り換えも便利なため、名古屋都心部へのアクセスは好条件です。

用地の確保や途中の名古屋高速の高架をくぐるのかあるいは飛び越えるのかといった課題はありますが、条件だけ見ればJR中央線ルートにも負けず劣らずであると考えます。

 

ちなみに、現行の名鉄バスのJR春日井駅方面へ向かう路線は、仮に名鉄岩倉駅までの延伸を実現させた上で桃花台線を復活させたとしても、廃止にするべきではないでしょう。

というのも、依然としてJR中央線を経由するルートは、大学生が多く利用する名城線八事駅や本山駅方面へのアクセスという面では優位に立ち続けますし、桃花台ニュータウンで暮らす人の中には、その生活圏が春日井市にまで広がっている人も多いからです。

むしろ下手に路線を廃止して需要を集約させるよりも、地域としての魅力を高めるという意味でも、利用可能な公共交通機関というのは多い方が望ましいと考えます。

 

 

さて、名鉄岩倉駅への延伸が実現し、その他諸々の課題も片付き、桃花台線が再開業する道筋が付いたとします(すごい状況ですね)。

しかし、こうなったとしても、そもそも桃花台ニュータウンの人口が当初のニュータウン開発目標よりも少ない以上、採算ラインを超える利用者を獲得できるかは不透明です。

加えて、ピーチバスへの転換によりこれまで駅から離れていた地区にもバス停が設置され、結果的に利便性が向上したという意見があるのも事実です。

こういった状況を考慮すると、ただ路線を延伸して復活させただけでは利用者を確保できないでしょう。何か利用者を獲得する工夫が必要になります。

 

そこで、さらに2つほど、こういった課題を解消する策を提案します。

 

駅の新設・位置見直し

桃花台線の再開業にあたっては、駅の位置を見直したり、駅を新設するといった作業が必要になると思われます。

具体的には、旧上末駅を廃止し、新たに三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所の正面と、小牧市総合運動場の北側に駅を新設することですね。

 

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ピーチバスへの移行後、国道155号線区間にもいくつかバス停が新設されました。これに準じる形で駅を見直すということになります。

三菱重工業の製作所前に駅を設けることで、三菱重工業の従業員にも桃花台線を利用してもらうことができるかもしれませんし、総合運動場に近い場所に駅を新設することで、市民球場でのイベント時などには会場アクセスとして桃花台線を利用してもらうことも可能になります。

ちなみに、上末駅は、別になくしてもいいような気がしました。

 

フィーダーバスの運行

フィーダーバスとは、幹線(主に鉄道を指す)と接続して支線の役割をもって運行される路線バスです。

有名なのは富山ライトレールに接続しているフィーダーバスでしょうか。

フィーダーバスを上手に運行することで、幹線となる鉄道やバスの駅・バス停から離れた地域から幹線の利用者を集約することができますし、こういった地域の交通事情を改善することができます。

 

桃花台線においても、主に2箇所でこのフィーダーバスを運行します。

一つは、藤島・小木地区。

ここでは、市役所を経由して小牧駅まで向かうルートと、小針の郷を経由して南スポーツセンターまで向かうルートの2ルートを運行します。

基本的には現在のこまき巡回バスとかなりルートが被るのではないかと思いますが、これらの地区は公共交通機関の空白地域に当たるため、フィーダーバスを運行することで桃花台線の利用を促進しながら空白地域の解消を狙います。

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 二つ目は桃花台ニュータウンと、隣接する高根地区。

これらの路線は統合しても良いかもしれません。詳しいルートについては各自の妄想にお任せします。

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 これらフィーダーバスは、巡回バスを見直す形で運行することも可能であると思いますが、運行本数を終日を通して確保する必要があるため、やはり巡回バスとは切り離して運行することが望ましいと考えています。

運賃も定額に抑えたいので、できれば一律100円で乗車できるくらいの運賃設定にしたいものです。

 

 

 

さて、これくらい大胆な手法をもって桃花台線を復活させることが出来たなら、「空気を運んでいる」と揶揄された桃花台線も、それなりの利用者を確保することができるのではないでしょうか。

もちろん、沿線人口を増加させたり、市内の企業や高校などに通勤通学する人たちにその利用を促すなどの地道な努力は当然必要になると思いますが、名鉄犬山線への接続で名古屋都心部へのアクセスは大幅に改善したと思いますし、フィーダーバスなどの活用で沿線からの利用者増加も見込めることを考えれば、少なく見積もっても1日5000~6000人程度の利用者数は確保できるのではないかと考えています。

 

逆に言えば、これだけやって1日5000~6000人程度の利用ですからね、すさまじいですよね。

それくらい、桃花台線は困難な状況のもとに半ば強引に建設されていたということです。

 

 

 

 

最後に、桃花台線について。

個人的には、桃花台線建設にあたっての最も致命的なミスは、桃花台ニュータウンの入居開始時期と桃花台線の開業がずれていたこと、そしてなんといってもJR高蔵寺駅まで同時開業しなかったことに尽きると考えています。

 

もし仮に桃花台線が全線開業していて、その時期が桃花台ニュータウンの入居が開始されたタイミングと同じであれば、桃花台ニュータウンの人口は当時の目標人口に大きく近づいていたでしょう。

また、入居開始と開業時期が同タイミングであれば、桃花台線の開業までに住民が自家用車での生活に落ち着いてしまうという事態も避けられたと思われます。

この2点の致命的なミスが、結果的に2006年の廃止に繋がったのだと、私は思っています。

 

 

 

 

今後桃花台線関連で記事を書くとすれば、インフラ撤去後の跡地利用についてでしょうか。

それで桃花台線絡みの記事を書くことはなくなるのだろうと思うと、桃花台線を知っている住民としては少し寂しいものですね。そんなことない人の方が多そうですね(笑)。

 

 さて、何の意味もない記事でしたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました(笑)。

ラピオの安定性・持続性と、中心市街地活性化のあり方

建通新聞によると、小牧駅前の再開発ビル「ラピオ」にテナント募集の動きがあったようです。

 

www.kentsu.co.jp

 

どうやら、ラピオ4階のファニチャードーム小牧店が売場を縮小し、3階にすべての売場を集約するそうで、このため4階に空き店舗が生じたようです。

 

▼ラピオ4階フロアマップ

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出典:ラピオ 小牧都市開発株式会社

 

2006年のイトーヨーカ堂撤退以降、ラピオの商業ビルとしての安定性は揺らいでおり、一時はほとんどのテナントが撤退する危機にも陥りました。

その後は平和堂やファニチャードームが出店したことで再び商業ビルとしての機能を取り戻しましたが、ファニチャードームの出店にはかねてから、「本当に長続きするのか」といった懸念や疑問を抱く声も多く見られました。

今回の売場縮小は、そのような声が現実になった形とも言えます。

ラピオの周辺にはニトリ小牧店やホームセンターといった競合店が点在しており、駐車場の面でも不利に置かれています。個人的にも、ラピオは家具販売店が出店するには少し分が悪いように感じます。

また、最近では食料品などを販売する平和堂についても、旧ヤマダ電機テックランド小牧店跡地にマックスバリュが進出したことで、今後厳しい局面を迎える可能性が非常に高いのではないかと思っています。

もし仮に平和堂が撤退となれば、再びラピオの商業ビルとしての意義が問われかねません。

 

実は、ラピオを巡っては、テナントの不在が問題となったイトーヨーカ堂の撤退以後、当時進められていた新図書館計画の策定と結び付いて、「ラピオに図書館を移転すべき」という意見が目立つようになりました。

しかしその後、新図書館計画は現在のA街区(小牧駅とラピオの間の市営駐車場)に建設されることとなり、加えてそのアドバイザリー業務をCCC・TRCの共同事業体が担当することとなりました。

こういった市の計画には、「ラピオの空きテナントを活用して図書館を移設すれば移設コストを抑えられ、ラピオの空きテナント問題も解消することができる」として批判の声が出ています。

 

先日、当ブログでも新図書館計画についての記事を取り上げましたが、この新図書館計画は、ラピオの商業ビルとしての持続性や、中心市街地活性化のあり方と密接に結びつく問題であると考えています。

今回、ファニチャードーム小牧店が売場規模を縮小する理由については定かではありませんが、もしそれが仮に売上の不振であれば、将来的に再びラピオの核テナントが撤退する可能性が当然に考えられます。

そのような事態が再び考えられる中で、ラピオの商業ビルとしての持続性・安定性についての市民レベルでの議論を深めないまま、新図書館の建設計画が進められているのです。

 

ラピオについての課題や、中心市街地の活性化、そして新図書館計画は、それぞれを個別に考えるよりも、ひと繋がりで考えることが小牧市にとって有益であると思われます。

そして、こういった考えるプロセスに、できる限り市民の声が多く反映されることが重要です。

現状、そういった点を評価できる部分はなく、このような状態で、果たして小牧市の中心市街地が将来にわたって上手く発展できるのか、という不安を感じざるを得ません。

新図書館計画を巡っては、市民の有志が新図書館計画について住民投票実施を求める署名活動を行い、市に署名が提出されるなど活発な動きが見られます。

 

www.yomiuri.co.jp

 

まずは、市が、現状バラバラな動きを見せている中心市街地に関係する計画や課題について整理し、止めるべき計画があれば止め、見直すべき計画があれば市民の声を反映させながら見直すといった思い切った決断が必要なのではないかと思われます。

当ブログでも、今後ラピオの課題、中心市街地活性化、新図書館計画の3点について、様々な角度から考察や提言を行っていきたいと考えています。

 

 

 

小牧市「TSUTAYA図書館」 パブリックコメント開始へ

小牧市では現在、手狭となり老朽化も進んでいる市立図書館を移転し、小牧駅西側に新たな図書館を建設する計画を進めています。

 

新図書館の建設|小牧市

 

この新図書館の設計について市民から広く意見を募るためのパブリックコメントが、8月17日から開始されます。

このパブリックコメントに合わせ、当ブログでも新図書館計画に関して、簡単に気になるポイントや注意点について書いていきたいと思います。

個人的な意見となってはしまいますが、この記事が少しでも新図書館について考えるきっかけになれば幸いです。

 

 

小牧市の新図書館計画を巡っては、平成26年8月、市が新図書館の設計や建設、運営にあたってアドバイスを求める事業者を選ぶため実施された新図書館建設アドバイザリー業務委託プロポーザル(連携民間事業者選定)で、「TSUTAYA」を運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)を含む事業体を選定したことで一気に話題となりました。

CCCと言えば、佐賀県武雄市武雄市図書館を「TSUTAYA図書館」としてリニューアルさせたことでも有名ですが、こういった話題性もあってか、新聞報道などでは「小牧にツタヤ図書館」などの見出しが付けられ、これに驚いた市民も多かったのではないでしょうか。

この新図書館の建設予定地は、小牧駅とラピオに挟まれた、現在は駐車場となっている地区(地図中の青枠)とされています。

 

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このような市街地の一等地への建設ということもあり、この新図書館計画は、まさに小牧市中心街活性化の起爆剤としても位置付けられているわけです。

新図書館の気になるポイントについて書く前に、まずはこの新図書館の計画について少し詳しくご紹介することとします。

 

新図書館とは       

小牧市の新図書館は、現在の市立図書館が手狭となり、かつ老朽化も進んでいることから、これらの課題を解消することを主目的として計画されているものです。

まず気になるのは新図書館の概要ですね。

新図書館の計画については、今後具体的な部分が詰められていくわけですが、アドバイザリー業務を行う事業者として選定されるにあたり、CCC・TRCの共同事業体は以下のような提案を行い、これが評価されたものとされています。

 

(1)利便性の向上、利用者の増加につながる提案

・図書館は年中無休の365日開館とし、開館時間も午前9時~午後9時(または10時)とする。

・ラピオにはえほん図書館が開設されていることを踏まえ、新図書館の児童スペースは児童書を中心とした選書を実施。

 

(2)時代のニーズに合った図書館にふさわしい新たな付加価値の提案

・市民のコミュニケーションの場として、「BOOK&CAFE」を自主事業として導入し、賑わいのある「場の提供」を実現する。

・利用者の自己実現欲求を刺激する「ライフスタイル分類」の導入や、書架配列・照明演出を効果的に利用した空間演出。

・ラーニングコモンズの概念を内装設計のコンセプトに導入した学習スペースの確保。

 

(3)小牧駅周辺のにぎわい創出につながる提案

・小牧駅前から図書館までの利便性のある動線や視認性の確保。

・ラピオと図書館利用者の相互送客を促すハード面・ソフト面の企画

 

(4)「ヒューマンスケール」をベースとした内装空間演出

・人が「居心地が良い」と感じる感覚的な空間認識を重視し、ただ書架を並べる、照明を設置するだけでなく、利用者が「居心地が良い」「気持ちが良い」と感じ、心から落ち着きや癒やしを感じる空間づくり。

 

小牧市立図書館建設アドバイザリー業務委託プロポーザル(連携民間事業者選定)

審査結果及び講評

 

以上が、現段階で分かっている新図書館の大まかな概要となります。

これはあくまでも、新図書館建設にあたりアドバイザリー業務を行う事業者を選定する際に事業者側が「我々はこのような図書館を提案します!」と言ったものなので、この提案がそのまま図書館の計画に直結するというものではありません。

ただ、こういった提案をした事業者が新図書館を建設する際に市にアドバイスを行うわけですから、当然基本的な新図書館のプランはこの提案に沿うものとなります。

まだこれだけでは具体的な図書館の姿はいまいち見えてきませんが、事業者がCCCであることや、カフェの併設などを提案していることを踏まえると、かなりの部分が武雄市図書館と似てくるのではないかなというのが個人的な印象です。

 

www.epochal.city.takeo.lg.jp

 

 CCC・TRCの共同事業体が行った提案に沿って新図書館が建設されれば、利用時間やカフェの併設といった点で図書館のサービスは現状よりも大幅に向上することが見込まれます。

また、駅前の好立地に図書館が移設されることに加え、図書館としての空間自体に魅力を持たせる工夫がなされることで、市民と図書館との距離が近くなる効果も期待されますね。

 

中心市街地の活性化      

新図書館には、もう一つの役目があります。それは中心市街地の活性化です。

むしろこの役目こそが、市が新図書館に課した本当の使命であるようにも思いますが。

 

中心市街地の活性化は市にとって重要課題の一つです。

ラピオからイトーヨーカ堂が撤退した2006年以降、中心市街地の活性化については、この新図書館計画も巻き込みながら、様々な議論がなされ、紆余曲折もありました。

小牧市でも、大型の総合スーパーや大手チェーンの食品スーパーなどが相次いで出店し、規模の小さな市街地の個人商店が厳しい状況に立たされるという典型的な市街地衰退が見られます。

これは単に、「中心市街地の賑わいがなくなってしまうのが寂しい」という気分的な問題ではなく、税収の減少などを通じて経済的・財政的に悪影響を及ぼしかねない市政の大きな問題です。

(中心市街地活性化の意義については、また別の機会で書ければと思っています。)

 

さて、新図書館建設予定地は、前述のとおり、小牧駅とラピオに挟まれた現在は駐車場となっている地区です。

新聞などではCCC・TRC共同事業体の選出に際し、新図書館建設と中心市街地活性化とを関連付けた記事が多く見られました。実際、市中心街の駅前に話題の「TSUTAYA図書館」なるものがオープンするとなれば、この図書館を目当てに市内外から多くの人が訪れるのは確実でしょう。

この新図書館計画はおそらく、「話題性のある新図書館で中心市街地に人を呼び込み、この集客を中心市街地の活性化に活かしたい」という市の算段が隠されているもので、実際は移転による図書館のサービス向上という目的以上に、中心市街地活性化の起爆剤としての位置付けの方が大きいのではないかと思われます。

 

新図書館計画についての気になるポイント・注意点    

さて、長くなってしまいましたが、以上が新図書館計画の紹介です。

以上を踏まえて、今後建設に向けて計画が具体化していく新図書館計画について気になるポイントや注意点を簡単に挙げていきたいと思います。

 

1. 駐車場の確保と公共交通機関の利用促進

新図書館建設予定地には現在、市営の平面駐車場(小牧駅西駐車場)が設置されています。

 

市営駐車場のご案内|小牧市

 

ここに新図書館を建設することになれば当然代替駐車場の確保が必要となるわけですが、中心市街地に新たな市営駐車場として利用する用地はないと思われます。

おそらく駐車場については、新図書館の地下に立体駐車場を建設することになるかと思われますが、現状の市営駐車場以上の規模の地下駐車場(例えば、地下2階にわたって駐車場を整備)を用意することなどは建設コストの制約などからも厳しいでしょう。

また、新図書館が開設されれば当然駐車場の利用も増加することが見込まれますので、不足する分の駐車場の確保についてどう対応していくのかといった点は、計画を見る際の重要な注意点であると考えています。

加えて、自家用車での図書館利用を抑制し、新図書館の建設をバスなどの公共交通機関の利用促進につなげる取り組みが併せてなされることも、個人的には期待したいところです。

 

2. 中心市街地への波及効果

今回パブリックコメントが行われる新図書館の設計と中心市街地への波及効果は直接関係ありませんが、新図書館の立地や話題性を考慮すると、基本設計の段階から中心市街地への波及効果を念頭に置いた設計があっても良いのかもしれません。

例えば、武雄市図書館や東京・代官山の「蔦屋書店」では、館内(店内)の雰囲気そのものが大きな魅力となり、多くの人が訪れる場所となりました。

もちろん図書館は市民サービスを提供する場所ですので、その役割を放棄してまで雰囲気を意識した空間を創出する必要はありませんが、図書館としての機能を果たせる範囲で、魅力的な雰囲気を意識した設計にこだわって欲しいと個人的には思っております。

また、小牧市のシンボルである小牧山小牧城を施設のデザインに取り入れたり、小牧市についての情報や中心市街地の魅力を紹介するコーナーなどを設け、市外から訪れた人に小牧市をアピールすることも検討して欲しいですね。

 

3. 本当に「市民のための図書館」と言えるか

さて、図書館というのは、そもそも市民の交流・学習の拠点です。その本質は市民サービスなのであって、いくら中心市街地活性化が市の重要課題であったとしても、図書館が単なる市街地活性化の「客寄せパンダ」として建設されてはいけません。

 

実際、武雄市図書館では、民間事業者が図書館の運営に携わるメリットとデメリットが双方で顕在化し、デメリットの方はブームの裏で大きな問題となりました。

Tポイントの付与や個人情報の取扱い、図書館サービスと「付属事業」の関係性など、行政が提供する住民サービスとしては相応しくない点が指摘され、計画の詰めの甘さが批判されることもあったようです。

 

▼ブログですが、武雄市図書館についての問題が詳しくまとめられています

goldenhige.cocolog-nifty.com

小牧市の場合新たな図書館を建設するため、武雄市図書館の問題点がそのまま当てはまるわけではありませんが、図書館改装への経緯については小牧市とも似たものがありそうです。

 

小牧市の新図書館でも、カフェが併設され、武雄市図書館のように蔦屋書店による本の販売やCD・DVDの貸出が行われる可能性はあります。

このようなサービスを行うにあたっては、武雄市図書館に対する批判をきちんと参考にし、行政の提供するサービスとして適切な形で行われるのかという点を厳しくチェックしていくことが大切です。

 

また、施設の目新しさや斬新さばかりを考えてしまい、図書館として市民にとって必要な機能が削ぎ落とされてしまわないかも大切な注意点です。

学生などが利用する自習室が不足していたり、空間にこだわりすぎて書籍を探しにくいといった具合になってしまってはいけません。

一方で、大学の図書館ではよく見られるディスカッションスペースや、講習会などを行う簡単なホールなどが併設されていれば、市民の学習・交流拠点としての機能をより充実させることができそうです。

 

▼ディスカッションスペースのイメージ(東京工業大学HPより)

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出典:図書館リニューアルオープン | 教育TOPICS | 教育 | 東京工業大学

 

新図書館はどのような図書館であるべきか。それは市民のニーズを的確に捉えた図書館であることがまず第一です。

そういった視点から図書館が設計されているか、新図書館が市民のために設計されたものであるかという点は、市民の目できちんとチェックされなければなりません。

 

最後に       

以上、新図書館の計画についてかなり長く書いてしまいましたが、基本設計に際して行われるパブリックコメントに関して述べたいことはだいたい以上です。

この他にも新図書館計画についてはいろいろと思うことがありますが、それはまた機会があれば。

 

図書館というのは、市民の学習や文化の継承を支え、市民同士の交流拠点ともなる市民にとっては重要な施設の一つです。

ですので、本来なら新図書館建設のアドバイザリー業務を行うのは我々市民であるべきなのではないかとも思ったりもしますが、現実問題としてパブリックコメント以外に新図書館計画に関して市民が参画できる機会はほとんどありません。

また、CCCによる公立図書館運営への参加はその賛否や評価が大きく分かれているものですし、その上小牧市の場合は過去の中心市街地の問題とも合わさって、この新図書館計画自体への反対論も根強いものであるというのが個人的な理解です。

このような計画が市民による深まった議論もなく、民間事業者と市の担当者で粛々と進められている状況には、少しばかり懸念を感じます。

 

新図書館の設計についてのパブリックコメントは、広報こまきの8月15日号にも紹介がありました。

もし新図書館計画について少しでも興味があれば、小さな疑問点や自分の要望でも構いませんので、メールで気軽にパブコメパブリックコメント)してみてください。

パブリックコメントにどれほどの力があるかはわかりませんが、市としても市民の関心が高い事業に市民を参画させずに進めるということはしないでしょう。

 

図書館は公共事業ですし、一度作ってしまったら簡単には変えられません。

将来にわたって市民に必要とされる図書館が作られることを期待したいです。

旧桃花台線、全線撤去へ

愛知県は小牧市に対して、旧桃花台線を全線で撤去する方針を伝えたそうです。

 

www.kentsu.co.jp

 

業界紙なので会員でない限り記事は読めませんが、建通新聞ではこのような報道がなされていました。

撤去に関する情報はこの記事のほかは市や県のサイトにもありませんでしたので、市や県からの公式発表はかなり先になるかと思います。

 

桃花台線の撤去については、撤去に必要な財源や工事による周辺への影響、撤去後の土地利用といった課題への対処が求められます。

特に、撤去費用については過去の試算によると約100億円とされており、この巨額の撤去費用が撤去に係る最大の課題となっていました。最近は資材や人件費が高騰しているため、この額よりもさらに額が大きくなることも予想されます。

また、単に費用額の大きさだけでなく、県と市で撤去費用をどう分担するのかといった調整も難航しそうです。

 

工事による周辺の影響は、特に道路交通への影響が心配されます。

国道155号線部分については、道路の中央分離帯に設置されている高架橋を撤去することになるため、工事期間中の車線規制などが予想されます。

これに伴い、国道155号線では当然渋滞が頻発することなるでしょうし、この区間を通過するバス路線にも影響が出ることが考えられます。

 

撤去後の土地利用についても、新たな方針をどう考えていくのか、注意深く県や市の動向を見守ることが大切です。

特に、国道155号線の中央分離帯については、高架の支柱を撤去した後はただの立派な花壇となりますので、この部分を道路交通にどう役立てていくかが重要であると考えています。

とりわけ国道155号線は小牧市の東西軸ですので、小牧市の市民生活向上に資するためにも、無駄に立派な中央分離帯をそのままただの花壇として放置せず、何か道路交通の質を高めるための利用策を考えて欲しいところです。

桃花台線のインフラ撤去後の土地利活用については、また別の記事を書きたいと思っておりますので、ここではこの辺りで。

 

 

とにかく、今後はこういった点を注視しながら、県や市の公式発表を待ちたいと思います。

全国の図書館で「雑誌スポンサー制度」が広がっている

www.asahi.com

全国の公立図書館で最近、「雑誌スポンサー」という制度が広がっているようです。

「雑誌スポンサー」とは、図書館の購入する雑誌の購入費を企業やNPOに負担してもらい、雑誌カバーにそのNPOや企業の広告を掲載するもの。図書館側は雑誌の購入費を抑制でき、NPOや地元企業にとっては図書館という人目に付きやす場所に格安で広告を掲載できるというメリットがあるため、近年多くの公立図書館で導入が進んでいるとのことです。

 

近隣自治体でも、春日井市では雑誌スポンサー制度をすでに導入しているそう。

www.kasugai-lib.jp

 

雑誌スポンサー制度によって浮いた額は新たな雑誌の購入に充てられるなどして、図書館資料の充実につながるといった効果もあるんだとか。

また、地域に密着した企業やNPOなどの広告が掲出されることで、地域ブランドの強化にもつながるといった効果も考えられますね。

小牧市では雑誌スポンサー制度はまだ導入されていないそうですが、今後図書館の建替えも控えていることですので、図書館機能のより一層の充実を目指す取り組みの一つとして、雑誌スポンサー制度を取り入れることも有意義なのではないかと思いました。

「東部市民センターをピアーレに移設する」という提言

小牧市役所篠岡支所、図書館分室、公民館によって構成される小牧市東部市民センターは、桃花台ニュータウンの住民の生活を公的な面から支える施設であるとともに、住民の交流・学習拠点としての機能を担う施設です。

夏休みになれば子供が読書感想文の本を選びに図書館に行ったり、住民票の写しが必要になれば発行しに行ったり。私は最近知りましたが、ちょっとした喫茶店まで入居しているそう。このように、東部市民センターは、ニュータウンで暮らす人なら誰もが一度は利用したことのある施設と言っても過言はないかもしれません。

 

しかし、桃花台ニュータウンが置かれる状況が刻一刻と変化していることを踏まえると、東部市民センターの利便性については見直すべき点が多いと個人的には感じています。

具体的にその見直すべき点とは、「立地」です

 

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東部市民センターは桃花台ニュータウンのほぼ中央に位置しており、駐車場も完備されているので車で利用する場合にはほとんど不便はありません。

目の前の道路には小牧市巡回バスの東部市民センター停留所が設けられているので、巡回バスでの利用も可能です。

一方、アピタ桃花台店や金融窓口、郵便局などが入居するピアーレとの位置関係においては、若干移動に難有りと言えます。

ピアーレと東部市民センターは陸橋を経由して行き来できますが、この間に階段を通る必要があります。また、距離的には徒歩3~5分といったところですが、この間に屋根はないため雨風はしのげません。

以上をまとめると、車・巡回バスで東部市民センターのみを利用する場合に特に不便な点は見当たらないが、ピアーレと東部市民センターを併せて利用する場合には、徒歩か車での移動が必要になるということになります。徒歩移動の場合は、階段の昇り降りや雨風がしのげないという点を留意しなければなりません。

 

実際に聞き取り調査などを行ったことがないので詳しい市民の声は測りかねるところですが、この立地環境については、桃花台ニュータウンの現状と今後を考えるとあまり望ましいものではないのではないかと、個人的には思うところであります。

と、いうのも、桃花台ニュータウンの今後の高齢化を考えると、今後は東部市民センターを利用する高齢者がより増えることが予想されます。そのような状況下で、東部市民センターとピアーレの接続がこのような状況では、両施設の利用は高齢者にとって身体的な負担になることが考えられます。

どちらかの施設を単体で利用する場合は特に問題はないと思いますが、両施設を利用する場合には、車にせよ徒歩にせよ、高齢者にとっては移動という負担が付きまといます。

これも実際に東部市民センターとピアーレの利用状況を調べてみない限り分かりませんが、少なくとも、金融機関や郵便局を利用して、その後買い物をして、ついでにちょっとした行政手続きのために東部市民センターに立ち寄る、というケースが全くのゼロであるとは言い切ることは難しいでしょう。

 

では、このような状況を改善することを念頭に置きながら、東部市民センターにとって適切な「立地」について考えてみたいと思います。

といっても、これはもうタイトルに示したとおり、ピアーレの中に東部市民センターの機能があることが最も望ましいと考えます。

こう言いますと、おそらく「ピアーレにそんなスペースはないし、ピアーレの建て替えならばそんな費用もない」とご批判を受けてしまうような気がしますが、私自身も東部市民センターの全機能を今のピアーレの建物に移転することは不可能であると理解しています。

なので、提案のより具体的な内容を示しますと、それは東部市民センター内の「篠岡支所」をピアーレに移転し、東部市民センターと篠岡支所を分割しようというものになります。

 

篠岡支所は小牧市市役所の出張所として、簡単な行政サービスを提供しています。取り扱い業務一覧のリンクをご覧になれば分かるとおり、簡単と言ってもその業務は様々で、その多くが住民の生活と密接な関係があるものです。

 

各支所・小牧駅出張所取扱い業務一覧|小牧市

 

このような行政サービスを提供する窓口である篠岡支所の機能をピアーレ内に移転することで、行政サービスを買い物や金融機関に寄ったついでに受けられるようになり、この際の移動の負担を軽減することができます。

ピアーレはアピタ桃花台店の専門店の撤退などもあって休憩スペースなどが目立つようになったので、このような空いたスペースになんとか篠岡支所をねじ込ませたいところです。

一方、篠岡支所をピアーレに移すことによって空いた東部市民センターのフロアについては、児童や学生の自習スペースとすることとします。

というのも、東部市民センターの図書館は自由に利用できる自習室や自習スペースがないということを聞いていますので、学生や児童が気軽に訪れて勉強できるスペースがあると良いのではないかと考えています。この自習スペース部分の運営については、図書館の協力を仰ぐこととします。

加えて、ピアーレと東部市民センターを結ぶ陸橋、その他の歩道には簡易な屋根を設けることとします。

東部市民センターは篠岡支所以外にも公民館、図書館としての機能を有しており、篠岡支所を移設した後もこの部分を利用する人は東部市民センターに行かなければなりません。

せめて両施設の行き来が少しでも良くなればということで、陸橋を傘を差さず渡って歩けるよう、屋根の設置があれば利便性が高まるのではないかと考えます。

ちなみに、このピアーレと東部市民センターを行き来する際に経由する陸橋の下にはピーチバスと名鉄バス高蔵寺駅系統)の停留所が設けられているので、屋根の設置はバス利用者にとっても嬉しい設備であるのではないかなとも思います。

 

具体的にこの提案が実現可能かどうかについては、ピアーレのどの部分に移転するかといった物理的な課題や、テナントの契約状況などにもよると思いますが、ピアーレと東部市民センターの機能が一体的なものとなれば、その利便性はなかなかに高いものとなるのではないかと思います。

もちろん、東部市民センターは現状のままで構わないという人も多いと思いますので、まずはニュータウンの住民に対するアンケート等を通じ、現状の東部市民センターの利用について住民から意見を受けた上でその見直しは考えられるべきでしょう。

なお、実際に東部市民センターの利用状況について調べたアンケート結果が見当たりませんでしたので、もし実施されたことがないのであれば、ぜひ実施してほしいと思うところであります。